東京建物株式会社の増床プロジェクト。 従業員の急激な増加による執務スペース不足に対応するため、本社近くに位置するビルのワンフロア約400坪に新たなオフィスを構築することになりました。 一方で、今後本社移転を検討しているため、フレキシブルなオフィス戦略のために利用期間を限定したオフィス作りが条件となりました。
インターオフィスは、設計と、fittingbox(サブスクリプションサービス)による家具の提供を行いました。 増床スペースには柔軟性を持たせ、本増床工事時や撤去時のコストは極力抑えたいという条件であったため、原状回復も含めて環境に最大限配慮した計画とするサスティナビリティと企業として快適な執務環境を提供するユーザビリティに重点を置くこととしました。
そうした、サステナビリティとユーザビリティを両立させるため、インターオフィスが行っている家具のサブスクリプションサービス「fittingbox」を全面的に採り入れることになりました。イニシャルコストを抑えながらも、デザイン性や機能性、品質の高い家具を多く取り入れることができ、ユーザーの満足度を高めることができました。
内装工事は、ビルのグリッドに合わせた最小限の間仕切り工事のみとし、既存の内装も変更せず、徹底的にコストを抑えた計画としています。 ゾーニング、レイアウトとしても、わかりやすくシンプルなものとし、初めて使うユーザーでもストレスなく直感的に把握できる計画としています。 無駄を排除したデザイン、効率的なレイアウトとしながらも、可動性の高い家具で構成された中央のオープンミーティングスペース、中間脚のないワークステーション、分散配置された上下昇降デスク、1on1スペースやフォンブース、オンライン会議に特化した会議室、コーポレートカラーを取り入れたささやかなサイン計画など、快適かつ創造的にも働くことができる仕掛けが散りばめられています。
fittingboxのサイトでも、このプロジェクトの詳細を公開しています。どうぞご覧ください。
【納入事例・オフィス】東京建物株式会社 part 2
- Project Member
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設計 インターオフィス
施工 東京不動産管理株式会社
- Partners
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撮影 長谷川健太
- Spec
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東京都中央区